かっぱの河流れ
Audi好きかっぱの電脳日記
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Cセグメント考
今回は長文になりました。

A3SBは、いわゆるCセグメントカーです。

Cセグメントは全長3.85m~4.3mのクルマが属する分類で、Cセグメント以下の分類をコンパクトと位置づけています。

セグメントはクルマの大きさだけでなく、スポーツカー、コンバーティブル、SUVなどクルマの形状による区分が設けられています。

こうしたセグメントはユーザーがクルマを選ぶ際の良い目安になるほか、各セグメントの競争性を高めることにより、品質を向上させていこうという狙いがあるものと考えられます。

日本ではボディサイズによるセグメントではなく、「排気量」を基準にした曖昧な区分が暗黙のうちに存在しているように思われます。
これは自動車産業後発国であったが故、高度経済成長の勢いに乗り、急激な排気量拡大競争を展開したわが国独特の「セグメント」であるともいえるのでしょう。

欧州でのCセグメント競争は相当激化しており、各メーカーそれぞれが個性あるクルマをリリースしています。

Audi A3
BMW シリーズ1
アルファロメオ アルファ147
VW Golf
プジョー 307
オペル アストラ
シトロエン C4
ルノー ルーテシア、メガーヌ

これ以外にも多くのクルマがCセグメントに展開され、まさに激戦区です。

注目すべきその1
「これらの車種には複数のエンジンラインナップが用意され、ユーザーの幅広いニーズに対応している」

たとえば、我が家のA3を例に取りますと、
まず、ボディ自体が3ドアと5ドア(SportsBack)の2つが選択できます。
その上で、ベーシックグレードの2.0FSI(2L)、ミディアムグレードの2.0TFSI(2Lターボ)、最強スポーツグレードの3.2(V6 3.2L)クアトロ、さらにSportsBackには廉価版の1.6アトラクションがそれぞれ選択できるのです。

BMWにおいても、116(1.6L)、118(1.8L)、120(2L)、130(直6 3L)が用意されます。

注目すべきその2
「1種類のモデルに複数のエンジンを用意する場合、最強のエンジンに合わせたシャシーが設計され、ほぼそのままベーシックグレードにも供給されている」

A3SBでは、250PSのエンジンに余裕で対応できるシャシーとサスペンション構造を持つボディに、150PSのエンジンをつんでいるのですから、完全にボディが勝っている状態であるといえます。
ベーシックグレードとはいえ、Audiのエンブレムに恥じない走りを提供できるのは、こうしたことが要因なのでしょうね。


注目すべきその3
「手を抜かない」

どのグレードであっても、同等の満足が得られるということです。
静粛性、インテリアの質感、走りの味付け、機能などが、多少の差はあるものの全グレードに共通に提供されているのです。
防音材、内装の素材と仕上げ、シート、足回り、オーディオやエアコンなど、日本車ではあえて「グレードの差別化」するところに妥協はなく、ベーシックグレードであっても決して「チープ」なイメージはありません。
1.6Lのモデルにも6速ATが奢られていることでもよくわかりますね。
また、各メーカーそれぞれの個性がしっかり造りこまれているので、一目見ただけで識別できます。


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一方、わが国のコンパクトカー達はどうでしょうか?

コンパクト=大衆車のイメージが強く存在しています。

マツダ・ベリーサや日産ティーダなどは、プレミアム・コンパクトを意識した新たな取り組みであるといえますが、所詮は既存モデルの延長線上にあるものです。

カローラ・ランクスには190PSのエンジンを積むホットバージョンもありますが、シャシーやサスペンションがついて来ないため、無理やり締め上げた足回りにせざるを得ず、全体のデキとしてはいまひとつです。

こうした中、マツダ・アクセラは欧州車に近いアプローチであるといえます。
2.3Lエンジンを前提とした基本シャシーなので、2Lモデルであっても、非常に完成度の高い走りを提供してくれます。


総じてコンパクトボディに、2Lやそれ以上のエンジンを供給することはほとんどなく、1.5~1.8Lが一般的です。
当然、小排気量にはそれなりのボディしか供給されないわけで、どんなに厚化粧しても、それなりにしかなりません。


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Cセグメントは小回りが利くし、大きすぎないので女性にもお奨めだし、それでいて、たまに大人4人が長距離を移動するにも不自由しないユーティリティを持っています。
日本の特に都市部の住宅事情から言えばコンパクトカーのニーズは非常に高いと思います。
日本車には「満足」を与えてくれるコンパクトカーがないのは、とても残念なことです。

本当にプレミアムなコンパクトカーが日本で認知されるのは、いつになるのでしょうねえ。

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この記事に対するコメント
なるほど
A3SBの、あのしっかり感は
奢られたシャシーにもあったのですね(^^)

セダンのスポーツ化っていうと
固く締め上げていくイメージですが、その逆ですね。
【2005/12/17 20:09】 URL | 寅吉 #lICd2zaU [ 編集]


20年前の日本では、「ツインカム」「4バルブ」「インタークーラーターボ」が三種の神器でしたが、お世辞にもそのビッグパワーを支えきれるシャシーではなかったと思います。

日本車が良くなってくるのは、これからではないでしょうか。
そういった意味でレクサスには、是非がんばって欲しいものです。
【2005/12/17 20:39】 URL | 海かっぱ@管理人 #- [ 編集]


そうですね。レクサスには「高級」だけで終わって欲しくないものです。
【2005/12/22 19:49】 URL | yotahati #Z4PKYBTg [ 編集]


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